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【理系/内部】大学院入試の勉強はいつから?最低限の努力で合格した勉強方法も紹介
大学院の入学試験って大学入試に比べて情報が少なくて何をどう勉強していいのかわからないですよね。
この記事では大学院に合格するために必要な要素を僕の体験談から解説します。
- 受験する大学院や受験形式によって異なる点も多いと思うので、その点はご了承ください。
- いつから勉強をするべきか不安な人
- どうやって勉強すればいいかわからない人
- 大学院入試に合格した人の実体験を知りたい人
大学院入試は簡単で落ちることはほとんどないなんて思っていませんか?
実は僕も油断していたのですが、実際に僕の友人は落とされました。いたって真面目な友人でそれなりに試験勉強したのにもかかわらずです。
この記事では僕の友人のようにならないように、どのくらい勉強すればいいのか、どうやって勉強すればいいのかを丁寧に解説するのでぜひ最後まで読んでください。
それでは早速どうぞ!
大学院入試の勉強は1か月前が目安
勉強を始めるのはだいたい1か月前を目安にするといいでしょう。
試験は7月~8月に行われることが多いので6月頃に勉強を始めれば十分ということですね。
ただし、あくまで目安なのでその人の学力に依存します。
ぶっちゃけ講義で習ったことをすべて覚えているなら試験勉強は必要ないですし、まともに勉強してこなかった人なら半年ほど必要だと思います。
普通に真面目に講義を受けてきた人が1か月勉強すれば合格できるといったレベル感です。GPAでいうと3.0/4.0くらいの人ですかね。
結論、必要な勉強時間はその人次第なので以下では必要な勉強時間の目安を知る方法を解説します。
自分は何か月勉強が必要なのか知る方法
結局、自分は何か月勉強すればいいのか知りたいですよね。
あくまで僕の感覚ですが、一度過去問を解いてみると大体わかると思います。
- 自分で8割以上解ける人
→ほとんど勉強なしで合格できると思います。 - 少しは自分で解けて、答えを見れば解き方を思い出す人
→1か月勉強すれば合格できると思います。 - 解き方に見覚えはないが、答えを見れば理解できる人
→2~3か月勉強すれば合格できると思います。 - 答えを見ても理解できない人
→今すぐ教科書や講義ノートの復習から始めましょう。
だいたいこんな感じですね。
ちなみに僕の場合②に該当していたのですが、2か月前くらいから超ゆっくり勉強をはじめました。それこそ一日に一問とか勉強しない日が多々あったりとか。
何か月前から勉強するかではなくて合格できる学力に達することが目的なのでそこは間違えないようにしましょう。
大学院入試まで余裕がある人は今のうちに英語
ここまで読んで、自分はまだ勉強をはじめなくても大丈夫かなと思った人も多いと思います。
そんな人でも今のうちからはじめるべきことがあるのでついでに紹介します。
それはずばり、『英語』です。英語に様々なメリットがあるというのは別記事で解説しているので省略しますが、英語力は大学院入試でも重要になってきます。
なぜなら多くの大学でTOEICやTOEFLのスコアを入試の英語の成績としているからです。
試験直前ではどうにもならないからこそ早くから英語を勉強しておくことで合格にぐっと近づきます。
英語で差をつけることが出来れば、心に余裕をもって試験に臨めるのもメリットのひとつですね。
院試勉強法はとにかく過去問
大学院入試の勉強は過去問を使っておけば間違いなしです。
ここでは過去問を使ったおすすめの具体的な勉強法、どこまで勉強すればいいのかを解説します。
過去問を使った具体的な勉強方法
いつから勉強を始めればいいのかは分かったけど、どう勉強していいのかわからない……。
こんな声が聞こえてきそうですね。大学院入試の勉強法はとにかく過去問です。具体的には以下のようなサイクルがおすすめです。
- 過去問を解いてみる
- 間違えたところを教科書等で復習
- 完璧に自分で解けるまで1と2を繰り返す
ここで大事なポイントが2つあります。
- 復習は間違えた問題を解けるようにするだけでなく、類題や応用問題も解けるように深く理解する
- 理解した「つもり」にならないよう、何も見ずに自分で完璧な解答ができるまで繰り返す。
類題や応用問題も解けるように深く理解する
過去問と全く同じ問題が出題されることはないので、過去問だけ解けるようになっても意味がありません。
でも、過去問と似た問題が出ることは非常に多いので類題や応用問題まで対策することで入試に特化した実力が身に付きます。
教科書や問題集を使えばいくらでも類題が見つかると思うので、間違えた問題を深く理解するために実際に類題を解きましょう。
その際使う教科書はわざわざ買う必要はなくて、むしろ講義で使われていた教科書を使うのがおすすめです。
自分で完璧な解答ができるまで繰り返す
答えを見て理解した「つもり」になってしまうことはありがちなミスだと思います。
いざ問題解こうとしたときに、
- 見たことある問題なのに頭が真っ白になる……。
- なんとなく解答の流れはわかるのにどう書いていいかわからない……。
こんな経験をしたことはありませんか?
実は僕は何回もあるのですが、原因は完全に理解度不足です。
そうならないために自分で何も見ずに解答をつくるというところまでやりましょう。
『解けそうで解けない』が一番悔しいし焦ります……。
院試勉強のゴールは過去問10年分を完璧に
勉強方法はなんとなく分かったかと思います。では、どこまで仕上げれば合格できるのかが気になりますよね。
結論から言うと、過去問10年分を完璧にすれば十分合格できると思います。
なぜなら、
- 大学院入試は過去問の類題がよく出題される
- 10年分解けばほとんどの分野が網羅されている
からです。
これはあくまで目安なので、僕が実際にどれくらい勉強して合格したのかを解説します。
実際に合格した僕の勉強量
10年分を完璧にすれば合格できると言いましたが、僕が実践したのは
『15年分を8割くらいの完成度にする』
といった感じです。
具体的な勉強の流れとしては、
- 答えを見ながら10年分を大体理解し、難しいと感じた問題だけ改めて自分で解く
- 新たな5年分を完全に自分で解き、間違えた問題は解きなおす
これで15年分を8割くらいの完成度にして試験に臨みました。
僕の実体験から、15年分を8割の完成度にしても合格できるとは思うのですが、おすすめは10年分を完璧にする方です。
なぜなら、僕は本番で『見たことある問題なのに解けない状態』に陥ったからです。
理解した「つもり」になるなと言っておいて実は僕がなりました……。
単に解けない問題が出るよりも見たことあるのに解けない問題が出る方が精神的ダメージが大きいので、僕みたいにならないよう気を付けましょう。
大学院受験経験者のアドバイス
試験勉強の開始時期や勉強方法以外で気を付けるべき点についてまとめました。経験者のアドバイスとしてぜひ参考にしてください。
先輩を頼って質問するべき
4年生になると研究室に配属されて研究室の先輩がいると思います。先輩にはどんどん質問して頼りましょう。
例えば僕が先輩にお世話になったことは
- 過去問と先輩が作った解答をもらう
- どうやって勉強するのがいいか
- どれくらい勉強が必要か
- 落ちる人はいるのか
- 何割くらい解ければ合格できるのか
挙げればキリがないくらい色々教えてもらいました。
僕がこの記事で書いていることも僕の場合はこうだったということをまとめているだけです。ネットのほかの記事だって必ずしもあなたに当てはまるとは限りません。
あなたの行きたい大学院の先輩に直接聞くことで一番リアルな情報が手に入るのです。
先輩だって大学院入試が不安なのを知っているので優しく教えてくれると思いますよ。
友達と一緒に勉強するべき
試験勉強は研究室の仲間や友達と一緒にするべきです。
分からないところは聞けば一人で無駄に長時間悩むこともないし、逆に友達が分からないところを教えることで自分の勉強になります。
教えようとして、自分も理解できていないことに気づくということも何回もあると思います。
このように、一緒に勉強することで教え合えい高め合えることが一番の利点です。
また、院試ならではの悩みとして、過去問に答えがないことが多いです。自分で解いてみたものの正解に自信がないということがよくあります。
そんなときも友達同士で答え合わせすれば安心です。
簡単と聞いても油断しない
大学院の入試なんて合格して当たり前、簡単で大したことないという話を一度は聞いたことがあると思います。
実際合格率は高く大学入試ほど難しくないのは事実ですが、声を大にして言いたいです。
「油断するな。」
冒頭でも軽く触れたのですが、僕の友人は落ちました。学部の成績がトップ5に入るような真面目な人です。
こんな人でも落ちるのですから、大学院の内部進学とはいえ試験の出来が悪ければば落とされます。
僕は先輩から「まあ大丈夫だよ」と聞いていただけにかなり油断して試験を受けました。運よく合格したのですが、問題次第では落ちるのが自分でもおかしくなかったと思います。
まとめ:大学院合格に向けて
この記事では大学院入試の勉強はいつから始めるべきか、どうやって勉強すべきか、経験者のアドバイスについて解説してきました。
改めて大学院入試の勉強についてまとめると、
- 1か月前を目安に勉強を始める
- 勉強方法は過去問10年分を完璧にする
- 先輩・友達を頼って決して油断しない
しっかり準備して試験に臨めば、それほど心配することはないと思います。
大学院入試不安なことが多いとは思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
勉強頑張ってください!陰ながら応援しています!
大学院入試には筆記試験とあわせて面接試験が実施されることが多いです。
面接に関する注意点は以下の記事にまとめたので是非参考にしてください。
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